この碑が立つ蚕糸記念公園の地は2006年まで蚕糸試験場・松本支場がありました。東京大学の助教授、外山亀太郎博士が、強健性・多産性・繭の質に優れた蚕の一代雑種を提唱・推奨し、繭の品質改善と養蚕の生産性向上に大きく貢献したことを記しています。
薄川第一水力発電所は明治三十二年十二月に発電を開始し，このとき初めて松本 平に電気の燈がともりました。当時の人々の「水から燈が出るわけがない」という驚きが目に見えるようです。 当社創立三十周年にあたり，この貴重な文化の足跡を残すため，松本市長 和合 正治氏の直筆により記念碑を設置いたしました。なお記念碑の土台石は薄川第一水力発電所建設当時の基礎石を使用したものです。(碑文より)
1955年(昭和30年)から始まり、以降、各都市持ち回りで開催されている”全国花いっぱい大会”は、1952年(昭和27年)当時松本市の小学校教員だった小松一三夢氏が提唱した運動から始まったんですね(^o^)。戦後の人心山河荒廃の中から「社会を美しく・明るく・住みよくする」との願いを込めて。
昭和13年に、創業者 木下 藤吉郎が前身の富士食堂を松本市（旧四賀村）に創業。昭和31年に養老乃瀧1号店を横浜に出店し本社も移転。よって、創業地ではなく生家と事業の発祥の地ではあるが、木下 藤吉郎の飲食業の発祥の地としてここに刻まれていると解釈しましょう。
大正2年3月21日 善光寺上人大宮智栄大僧正より「正派」の会名を賜り 爾来鋭意精進求道し 正派いよいよ隆昌して今や全国に会員50万人を数うるに至る ここに創立65周年をむかえるに当り 家元の業績を讃え 併せて物故者供養のため 会員発願しこの碑を建立される。 昭和53年11月吉日 大本山善光寺大本願
長野県で最初の電力会社、長野電燈が明治30年(1897)に創立した場所です。現在は市営駐車場になっているこの場所に本社がありました。長野電燈は戦時中に中部電力に吸収合併されています。
